「介護職に向いている人、向いていない人」 どんな人が向いているのか?

介護系ブログ

tadano
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こんにちは、ただほん です。今日はどういう人が介護職に向いているのか、向いていないのか、考えていきましょう。

 はじめに

僕は今まで自分が、介護職に向いていると思ったことは、あまりありませんでした。

高齢者と触れ合って楽しいとか思いませんし、楽な仕事でもありません。向いてないなと思うこといっぱいあります。

でも、そんな僕が介護職を15年以上続けているのは、元来自分が人と接するのが好きだったり、寂しがり屋だったり、人に気を使う人間だったり、そういったことを合計するとある意味「介護職に向いている」人間なのかもしれません。

15年続いているだけでも、「向いている」と言えるかとしれません。

介護職は誰でもできます。

若い人でも中年でも、時に高齢者でも(さすがに70代はどうかと思いますがたまに働いている人います。)働けます。

ただ、向いている人、向いていない人はいるでしょう。

今日は介護職にどういう人が向いているのか、考えていきましょう。

 介護職に向いている人

1. 人と話すことが好きな人

まず、人と話すのが好きな人は向いているでしょう。利用者様と会話をしなきゃいけませんし、時にはジョークなんか言ったりすると結構喜ばれます!

利用者様はほとんどテレビの前におられたり、部屋とリビングぐらいしか行く場所がないので、話をすることは大事です。

話すことが好きな人はこの仕事向いていますよ!

逆にに無口な人は、面白いことを一言、言ってくれればOKてす!

2.  人に気を使える性格の人

介護職は、結構、人に気を使います。利用者様に、ご家族に、看護師に、同僚に。

なので、普段から人に気を使うかたは、いろいろなことに気づける人なので介護職に向いています。

同僚間でも、気を使う職員と、使わない職員だと、気を使う職員の方が良いですね。

気を使わない人は、他の職員がどうでも自分には関係ないって思って働いています。

そういう職員は長続きはしません。

3. 人と接するのが好きな人

1番目とかぶるのですが、人と接することが好きな人はこの仕事に向いています。

人と話すのが好きなだけでなく、人と接するのが好きな人は利用者様とも楽しんで接することできます。

人と人が接すること、これが介護職です。

4. テキパキ動ける人

人を無視してテキパキ動くのではなく、人のためにテキパキ動ける人は向いています。(効率よく動くことは必要ですが、人は効率通りには動いてくれませんよ。)

介護職はやること多いので、ある程度テキパキ動くことは必要です。

あまりにゆっくり自分のペースで動いていると、あれー、昼食が用意できていない、おむつ交換ができていない、なんてことになります。

そうすると利用者様も迷惑被るし、他の職員にも迷惑かけることになります。

利用者様のためにテキパキ動ける人は、この仕事向いていますよ!

5. 優しい人は向いてます

人に優しい人は、相手の気持を考えて行動できますから、介護職に向いています。

利用者様も人間ですから、感情があります。

その感情を理解できる人は優しい人ですし、介護職に向いている人です。

たとえば、当たり前のことですが、おもつ交換のときにカーテンを閉めることや羞恥心に配慮した対応をしっかりできる人、相手の立場に立ってやれる人は、介護職に向いています。

できない人はできませんから…。

  1. 人と話すことが好きな人
  2. 人に気を使える人
  3. 人と接するのが好きな人
  4. テキパキ動ける人
  5. 人に優しくできる人
    これらの人は介護職に向いている人です。

介護職に向いていない人

ついでなので、介護職に向いていない人はどのような人なのか、も見ていきましょう。

1,なんでも効率で考える人

高齢者は効率良くは動いてくれません。「早くして」と思っても早くはしてくれませんし、人間ですからこちらの思う通りはしてくれません。

(利用者様のことを考えて効率良く動くことは必要ですが、人は効率通りには動いてくれませんよ。)

逆にやってほしくないことをやらずに、やってほしくないことをやってくれます。

行ってほしくない方に行ってくれます。入浴してほしいときに入浴してくれません。

人は思うようには動いてくれないのです。

2,人の気持ちを考えない人

相手がどう思うか、考えることが出来ない人は、介護職に向いていないです。

利用者様はたとえ認知症があっても、心はありますから、その気持を考えて行動しなければいけません。

3,真面目過ぎる人

真面目に仕事をすることは当然ですが、あまり真面目すぎると疲れちゃいます。自分も利用者様も疲れちゃいます。

真面目でも少しのユーモアが必要です。笑いが必要です。心の余裕が必要です。

4,体力のない人

やはり体力は必要です。楽な仕事ではないから。

5,短気・怒りやすい人

職員も人間ですから、嫌なことを言われたりされたりすれば、嫌な気分になりますし、怒ったりします。

ただ、短気で怒りやすい人は、いつか手を出してしまうかも知れませんし、そうじゃなくても利用者様を怖がらせてしまいます。

  1. 何でも効率で考える人
  2. 人の気持ちを考えない人
  3. 真面目過ぎる人
  4. 体力のない人
  5. 短気・怒りやすい人
    これらの人は、介護職に向いていません。他の仕事に行ったほうが良いでしょう。

まとめ

介護職は、誰でも出来ますが、誰でもやって良いことはありません。向いている人、向いていない人がいます。

もちろん、向いていない人でも続けて働いている人もいるでしょうし、そういう人を批判したりはしません。介護職はいろんな利用者様がいて、いろんな職員がいるから面白いのです。

そして、介護は人の気持ちがわからないような人こそ上司になったりします。(それがまた良くあることできつい現実です。)そういう上司は早く辞めるか降格してほしいです。

ある上司は、僕が利用者様ともめて悩んでいたとき(その利用者様は精神的な病気があり、もの盗られ妄想などがあり僕が泥棒になってしまいました。本当の泥棒じゃないですよ。)にこう言いました。

「あの人は認知症だから仕方ないよ。職員が我慢しろよ。」って。おいって感じです…。ついでにその利用者様は認知症じゃありません。

利用者様のことを認知症だからって言う上司はこの仕事、向いていません!辞めたほうが良いですよ。

「自分は向いていない」と思っても長く続けていく中で、培われていくことがあったり、教えられることがあったり、人を通して成長させてもらっています。

以上、介護職に向いている人、向いていない人、でした!

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