こんにちは、本好き介護士のただほんです。
今まで、いろんな施設で働いてきたので、「こんな施設はやめたほうが良い!」と思う施設を紹介していきます。
はじめに
本好き介護士ただほんは、介護職としていろいろな施設で働いてきましたが、ヤバい施設や後で考えたら止めとけばよかったと思う施設が多々ありました。
ほとんどは、働いてみないとわからないのですが、働いてみてからでも、こういう内容に当てはまる施設は早めに転職したほうが良いかもしれません。
(特別養護老人ホームを勧める理由についてのブログもあります!)
いずれにしても、どういう施設がヤバいのか、知っておいても損はないと思いますよ。
ひとつひとつ見ていきましょう!
1,OJTがない、もしくは意味のない施設
OJT(On The Job Training)とは、新人や未経験者(介護では新しく入った職員)に対して、実際の仕事を体験させながら、仕事を覚えてもらう教育手法です。
1,show(やってみせる)
まずは実際の業務をやって見せるのがファーストステップであり、仕事のイメージを掴んでもらいます。利用者様一人ひとりの特徴や介助方法などを先輩職員が説明しやってみせて、イメージを掴んでもらいます。
2,Tell(説明・解説)
次に、最初にやってみせた業務について詳しく説明します。仕事内容だけでなく、「なぜこの仕事があるのか」「この仕事の目的はなにか」も伝えます。介助方法について説明し、この利用者様はここを気をつけたほうが良い、など注意点など伝えます。
3,Do(やらせてみる)
業務をやらせてみます。実際の介助などをやってもらいます。先輩職員は側で見ていて、何かあったらすぐに助けることができるようにします。
4,Check(評価・指導をする)
一通り3つのステップが終わったら、フィードバックを行います。良かった点と改善点、感想を伝えます。できるだけ具体的に伝えるようにします。介助について、「ここはもう少しこうしたほうが…」など明確に伝えるようにしましょう。
こんなOJTやっている施設あるのでしょうか?
良くない施設では、人手不足でOJTやってなかったり、あってもOJTは形だけ、すぐに指導する先輩職員はいなくなります。
でも、人手不足だからと言っても、ちゃんと教えることの出来ない施設はやめたほうが良いです。介護は人の命を預かる仕事ですから。
そういう施設では事故が絶えませんし、危ないです。自分の身は自分で守るしかありませんよ。
ただほんも「今日から一人で大変ですね」って言われたことがあります。その日が勤務初日でした!
そんな施設はやめたほうが良いです!
2,夜勤者がサービス残業で入浴介助をしている
ある施設でのことです。増設オープニング職員募集ということで、そこで働くことになりました。
増設したてで、人が足りないのは分かるのですが、夜勤者が夜勤後残って、入浴介助をさせられてました。昼の12時ぐらいまで。それもサービス残業で。
そんな施設はやめたほうが良いですよ!
3,残業代が出ない、もしくは残業代を渋る
残業はあります。でも、残業代が出ないのです。先の「夜勤者入浴介助残業」でもそうですが、残業代を渋る施設があります。
会議や勉強会などに出るように言われますが、残業代は出さない。残業させたら残業代は出すべきです。法律違反ですよ!
そういう施設はやめたほうが良いです。
4,スピーチロック(拘束・虐待)をしている
「これ飲むまで寝かさないから!」「そこから動かないで!」「ちょっと待ってて!」
介護現場ではよく聞く言葉かもしれませんが、これらは「スピーチロック」と言われる言葉の拘束・虐待です。
そう言ってしまうのも分かりますが、頻繁にその言葉が行き交っている施設は、ヤバい施設です。人手不足から余裕がなくなり、言葉による拘束をしてしまっているかもしれません。
そういう環境の悪い施設にいると、自分も影響を受けてしまいますので気をつけたほうが良いです。
5,事故が起こると介護職員を責めまくる
介助における事故は、起きて当然です。人ですから、どういう行動を取るのかわかりませんから、いろいろ対策は考えますが、なかなか防ぎようはないです。
でも、起こってしまった事故に対して、介護職員を責めまくる施設はやめたほうが良いです。
ある施設では、ナース、ケアマネ、施設長などが介護職員を責めまくっていました。職員辞めますよ。
6,ケアマネが定着せず、すぐに代わる
何か、ケアマネがすぐに辞めちゃうんですよ。定着しないんです。
理由は、ケアマネの給料が安くて、少し問題のある人しか来ないのです。長い日にち病気で休んでいた人とか、ケアマネ経験のない人とか。
それでもせっかく来てくれたのだから、優しくしたら良いのに、とにかくケアマネに厳しいのです。サービス担当者会議では、施設長がケアプランについてボロクソに言い、ケアマネの立場を悪くしてしまいます。
そんな施設ではケアマネ定着しませんよ。
その結果、ケアマネがいないから、資格持っている職員(ケアマネはしていない)の名前を使い、ごまかしています。
そんな施設やめたほうが良いです。
7,上司が職員が辞めてもなんとも思っていない
これもほとんどかもです。職員辞めても痛くないのですかね?
すぐに替えがきくと思っているのですかね。職員は使い捨てでしょうか。
そんな施設やめましょう。
8,上司が利用者様を「認知症だから仕方がない」って言う
特別養護老人ホームなどでは、ほとんどの利用者様が認知症です。
問題のある利用者様もいらっしゃいます。その利用者様のことを「認知症だから仕方がない」なんて言う上司はどうかしています。
私達介護職は、認知症の物を扱っているのではなく、人を扱っているのです。
それが分からない上司なんかのいる施設はやめたほうが良いです。
9,給料が安すぎる
手取りで18万円。生活できますか?独身ならできるかもしれないですが、家族がいたら無理です。あるディサービスでは、給料月12万円って言われました(福岡県ですが)。
給料が極端に安すぎる施設はやめたほうが良いです。
10,ボーナスがない、もしくはボーナスが少ない
ボーナスがないなんて、ありえますか?あるんです!
そんな施設で働いていて、モチベーション上がりますか?
ボーナスが少ない施設もキツイです。みんな、ボーナスで旅行考えたり、車の車検払おうとしたりしますから、それが少ない、もしくはない、なんてヤバすぎます。そんな施設やめたほうが良いです!
気になる職場の生の情報満載 介護・福祉の転職サイト『介護JJ』まとめ
これらの施設は一部であり、もっとヤバい施設やこういう施設はだめ、というところがあるでしょう。なかなか、働いてみないと分からないので外から見ていても、うわべしか分からないです。
口コミとか見ると、本当にヤバい施設は口コミ数が半端ありません。あるところなんか30件40件当たり前でした。
「かいごちゃんねる」という口コミサイトがあるので、そこを見てみるのも1つです。
また皆さんも、「かいごちゃんねる」に書き込んでください。そうすれば参考になるので。
働いてみないとわからないっていうのは大きいリスクですから、そこを考えると「派遣」で働くというのも良い手でしょう!
「派遣」や「紹介予定派遣」を使うのは施設側からするとお金も高いですし、そのお金をそこの職員に使うべきだと思うのですが、働く側としては有りですね。
「派遣」や「紹介予定派遣」と言う働き方も転職する上では、考えても良い手です。
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