[介護職15年以上]ただほん おすすめの介護の資格5選!

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ただほん
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こんにちは、ただほんです。

介護経験15年以上の僕がおすすめする介護の資格5選をお送り致します。

 はじめに

ただほんが介護職に着いてから15年以上経ちますが、介護職の入(はい)りはホームヘルパー2級の講座を受けたことでした。年齢が35歳を超える頃だったので何か資格がないとなぁって思ってた時に妻からホームヘルパー2級を勧められて取りに行きました。今で言う初任者研修ですね。

それと同時に、ガイドヘルパーの講座も受けていました。

それから、5年ほど経った頃、人に勧められて介護福祉士の試験を受けに行き、合格し、その勢いで介護支援専門員(ケアマネジャー)の試験を受けて合格しました。

初めは資格なんていらない、なくても働けるし…なんて思ってたわけですが、いざ取ってみると、やっぱり資格はあったほうが良いです。

そのことを転職のたびに実感しました!

資格はあったほうが転職しやすいです。自分を売り込める武器になりますから。

ただ、結構調べるといろいろな資格があり、これいらないんじゃないかなぁって思う資格もあります。勘違いしないでほしいのは、どんなものでも勉強することは自分にとってプラスになります。

ただ、お金がかかりますし、時間もかかります。なので、お金と時間の余裕がある方は、いろいろ学んで良いと思います。

でも、多くの方は、そんなに余裕はないですよね?時間も、お金も、余裕はないですよね?

そういうことで、現役介護士のただほんがオススメする介護の資格5選をお伝えします!

最低限、これあったほうが良いよ、って資格です。

もちろん一番は、介護福祉士です。

 1,介護福祉士

介護福祉士とは

介護福祉士は、「社会福祉士及び介護福祉士法」にもとづく国家資格です。介護福祉士は、同法第2条第2項のおいて『介護福祉士の名称を用いて、専門的知識及び技術をもって、身体上又は精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護を行い、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行うことを業とする者を言う』と位置づけられています。

 介護福祉士の仕事は

おもにホームヘルパー(訪問介護員)や施設職員(特別養護老人ホームや有料老人ホームなど)などで、介護職員として介護業務全般を行っています。

入浴介助、排泄介助などの介護業務や、生活援助業務などいろいろな業務があります。

 介護福祉士資格の取得方法

資格取得には、4つのルートがあります。

1,高等学校又は中等教育学校卒業以上の者で、指定養成施設を卒業し介護福祉士試験に合格した者(養成施設ルート

2,3年以上介護等の業務に従事した者で実務者研修を修了し介護福祉士国家試験に合格した者(実務経験ルート

多くの人は、この実務経験ルートで取得すると思います。

3,高等学校又は中等教育学校(それぞれ専攻科を含む)において福祉に関する所定の教科目及び単位数を修めて卒業し、介護福祉士国家試験に合格した者(福祉系高校ルート

4,経済連携協定により来日した者で、3年以上介護等の業務に従事した者で介護福祉士国家試験に合格した者(経済連携協定ルート

4番はいわゆる外国人の方ですね。

どれも基本は国家試験に合格した者が介護福祉士になれるということですね。

合格率は毎年6割から7割ほどあるので、基本ができていれば誰でも受かりますよ!(過去5年間の平均値は74.2%です。)

 2,実務者研修

 実務者研修とは

介護福祉士実務者研修は、実務経験ルートで介護福祉士国家試験を受験するために必要な資格です。平成29年以降の介護福祉士国家試験より、介護福祉士実務者研修の修了が義務付けられました。

介護福祉士実務者研修制度が誕生した背景には、もっとクオリティの高い介護サービスの提供を目指し、介護福祉士を目指すすべての人に実現してもらおうという目的あり。

昔のホームヘルパー1級に相当する資格です。

カリキュラムの中に経管栄養や喀痰吸引を学ぶ医療的ケアも追加されています。

昔に、介護福祉士を取ったただほんは、この医療的ケアができません。

介護福祉士国家試験を受ける人は必ず受けなければいけないものです。

無資格・未経験の方でも受講することができます。

 受講料と受講時間

資格なしの場合…10万円から20万円程度。

介護職員初任者研修又はヘルパー2級…8万円から15万円程度。

割引や国からの助成制度などあり、もっと安くなるかもです。

通信と通学で受講する場合、通学日数は2日〜8日間です。(保有資格により異なる。)

介護福祉士を取るためには絶対に必要な資格です。

 3,初任者研修

 初任者研修とは

介護職員初任者研修とは、介護系の資格の中で最も基本となる入門的な研修です。昔のホームヘルパー2級に相当する資格です。

2013年からヘルパー2級から移行する形でスタートしました。

最近、知ったのですが、訪問介護は最低限この資格がなければ出来ないんですね。

施設では、無資格でも働けてたので。

 受講料と受講期間は

1カ月から4カ月かかります。

・週4,5日受講すると約1カ月。
・週2日受講すると約2カ月。
・週1日受講すると約4カ月。

カリキュラム130時間のうち40,5時間は通信で受講することが可能なので、実際に通学する日数を減らすことが出来ます。

費用は、5万円〜8万円程度。

補助金制度などあるみたいです。

初任者研修よりは実務者研修のほうがおすすめですが、給料面とかに反映されるかもしれないので、初任者研修も取っといたほうが良いでしょう。

 4,介護支援専門員(ケアマネジャー)

 介護支援専門員とは

介護支援専門員は、介護保険法等を根拠に、ケアマネジメントを実施することのできる公用資格、また有資格者のことをいう。

いわゆるケアプランを作ったり、色々な調整等を行う仕事です。

かならず、各施設には1人以上の介護支援専門員が必要です。

 受験資格は

ケアマネジャーの受験資格を得るには、一定の職種で5年以上かつ900日以上の勤務実績が必要です。

「じゃあ、5年施設で働いているから受けれるのかなぁ」なんて思うかもしれないですが、

「一定の職種」というのが、国家資格のことのようです。

ほとんどの人が、介護福祉士を取ると思いますが、介護福祉士を取ってから5年以上ですね。

普通に、0から考えたら、8年以上かかるでしょう。(自分のときは5年以上で受けれましたが)

 合格率は

10%〜20%です。かなりの難関資格ですね。

ただほんが受かったときは、15%でした。

個人的に感じたのは、だいたいの受験する人は勉強もせず受けていました。そりゃ、落ちますって。勉強せずに受かるほど、簡単ではありません。

ただ、(2ヶ月ほど)勉強をちゃんとすれば、誰でも受かると思っています。受からない試験ではありません!

 受験料と更新料

だいたい、受験料は1万円〜1万5千円。

介護支援専門員は、受かっても申請しなければケアマネジャーとして働けません。

申請すると、そこから5年後に更新をしなければ資格が失効してしまいます。

更新料は、5万円前後。研修を受けなければいけなくて時間もかかります。

 ケアマネジャーやるべきか

ただほんとしては、ケアマネジャーやらないけど、保険として持っておきたいと思っています。

ケアマネジャー、給料が安くて生活が出来ません。結局、夜勤有りの介護のほうが給料が高くなるので、現場で働きます。

やれるチャンスがあったら、いつかやるかもです。

ケアマネジャー試験合格するための方法についてのブログもあります。

 5,ガイドヘルパー(移動介護従事者)

 ガイドヘルパーとは

何らかの障害によって1人で外出することが難しい人のサポートを行う仕事です。利用するのは、視覚障害の方、全身性障害の方、知的障害・精神障害のある方です。

訪問介護事業所や社会福祉協議会など、障害者の外出をサポートする事業やサービスを展開している職場で特に役立つことでしょう。

 期間と受講料

期間は3日ほど、受講料は3万円〜4万円程。

ただほんは、障害者の訪問介護事業所で働いていたので、ガイドヘルパーが必要で取りに行きました。

同じグループの方と3日間一緒に学ぶことが出来て、とても楽しかったです。介護や障害について学べて良かったと思っています。

 役に立つ?

障害者の外出とかは、よく行きました。イオンに行ったり、初詣に行ったり、電車で出かけたり、バスに乗ったり、とても役に立ちました。

障害者支援でなかったら、余り使うことのない資格かもしれないですが、取って損はないですよ。

 まとめ

1番の取るべき資格は、介護福祉士1択です!

ただそのためには、実務者研修を取っておかないと受けることが出来ませんから、実務者研修も必要です!

介護福祉士を持っていれば、給料も上がりますし、転職もしやすくなります。面接する職場側も介護福祉士を雇いたいですから。

これから介護に携わろうとされる方は、必ず介護福祉士を目指してください。

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