豊かに生きる秘訣 〜 いのちは賜物です

キリスト教の教え 悩んでる人へ


tadano
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こんにちは、ただほん です。

「豊かに生きる秘訣」とは、命はもらったものだと知ることです。

今日は一つの曲を紹介します。北海道のバンドグループ「ナイトdeライト」の曲で『白彗(はくすい)』です。

親の無条件の愛を表している歌で、親であるなら心にジーンとくる曲です。

娘が生まれるときに「無事生まれてほしい」と願い、そのためなら何でもしようと思いました。

無事生まれてくれて感動したのを思い出します。

白彗

1.白彗 歌詞

白彗
作詞/作曲 :長沢紘宣

「何があっても守り抜く」と約束したときから
君が僕のすべてなんだ 何を犠牲にしても
足りない中でいくつもの 苦労もかけただろう
寂しい思いもしただろう 許してほしい ごめんね

吹き荒れる風と雪に 覆い尽くされたとしても
僕は君を抱きしめて 温め続けるから

この痛みがやがて過ぎ去り 光が届くまで
僕は君を抱いているから 離さないでいるから

君を救えるのならば 僕はそのためにいるから
最後のぬくもりさえも 君のための喜び

この雪が解ける季節には どうか笑顔になって
前を向いて歩けるように ただ願っているから
この命がやがて消え去り 僕らを分かつまで
僕は君を抱いているから 離さないでいるから

この雪が解ける季節には どうか笑顔になって
前を向いて歩けるように ただ願っているから
この痛みがやがて過ぎ去り 光が届くまで
僕は君を抱いているから 離さないでいるから

強く抱いているから


2.「ナイトdeライト」とは

「ナイトdeライト」は、2006年に北海道札幌市で結成された4人組バンドグループ。


北海道を拠点として全国的に活動している。キャッチコピーは「希望を歌うバンド」。


2012年1月「終わらない夢」がコンサドーレ札幌公式テーマソングに採用され石屋製菓のテレビCMに起用される。

2013年1月「虹」が大丸札幌店店内BGMに採用される、など。

曲の背景になった北海道湧別町、遭難事故

1.遭難事故の背景

2013年3月、北日本を寒波が襲い、凄まじい暴風雪をもたらしました。

特に北海道東部では雪の吹きだまりに立ち往生する車が続出し、

車の中や車を捨てて助けを求める途中で8人が亡くなられました。


車では雪によって排気口が塞がれてしまい、

一酸化炭素中毒で亡くなられた方、外に助けを呼びに行き、

雪のため身動きが取れなくなってしまい凍死された方などが出てしまいました。

関東でも数年前に大雪が降りましたが、首都高などで立ち往生する車が続出していました。

当時、僕も雪の中、車をノーマルタイヤで走らせていて超怖かったです。立ち往生はしなかったですが…。

2.遭難事故の経緯

大雪が降り始めた3月2日午後3時過ぎ、

漁師であるお父さんは学童保育に通う9歳のひとり娘を迎えに、

自宅から6km離れた児童センターへ車で迎えに行った。

自宅と児童センターの送り迎えだったため、お父さんは薄手のジャンパーをはおっただけの軽装で家を出てしまった。

上下スキーウエアーだった娘を車に乗せ帰り道を急ぐが、

雪は予想を超えて激しくなり、車が立ち往生する。

知人宅に避難しようと思い、車を降り歩き進むが、雪と風がひどくて進めない。

数時間後、車から300m先にある牧場倉庫にやっと着くが、

入り口に鍵がかかっていて中に入れなかった。

そこで力尽きていくが、「娘だけは…」と

自分の薄手のジャンパーを脱ぎ、娘に被せ、

雪が入ってこないように両手で強く覆いかぶさるように抱きしめた。

それから約10時間もの間、お父さんは祈る思いで娘を抱き続けた。



翌3日朝7時、警察官が二人を発見する。

父親はすでに亡くなっていたが、娘は父の命と引換えに守られ、凍傷だけで済み、奇跡の生還を遂げた。

父親は娘を温めながら、顔に積もった雪を必死で振り払っていた。

(「白彗」の彗という漢字は「振り払う」という意味があるそうです。)

もらった命ーいのちは贈り物です

誰でも命はもらったものです。両親からもらったものです。

自分は願っていなかった「産んでくれなんて言ってないだろう!」なんて親に言ったことはないですか?

僕は若かった頃言ったこと、思ったこといっぱいあります。

でも、自分が親になり娘を持つと、本当に命はもらったものなんだなぁ、て気づきます。

いのちは贈り物です。

そして、親であれば子どもの幸せを願っています。

命も子どもに上げたいと思います。

豊かに生きる秘訣とは、命は犠牲の上で与えられていることを知ることです。

与えられた命であれば、最後の最後まで一生懸命に生きてみませんか?

『わたしが来たのは、羊がいのちを得、またそれを豊かに持つためです。わたしは、良い牧者です。良い牧者は羊のためにいのちを捨てます。(ヨハネの福音書10章より)』

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