職員の離職が止まらない!職員は代えのきくコマではない!

介護系ブログ

ただほん
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こんにちは、ただほんです。

今日は、なんで職員の離職が止まらないのか、

について考えてみたいと思います!

 現在の施設でのこと

ただほんが今働いている施設で現在起こっていることをお伝えしたいと思います!

8月に職員が4人辞めました。6月頃にはその4人は上司に辞めることを伝えていたようですし、突然ではなく、2ヶ月ぐらいの猶予があったようです。

それで、上司や偉い人たちは全然焦っていなく、軽く見ていた様子が伺えました。8月はじめまで全然焦っていなかったのです!

4人も辞めるのに、焦っていないなんてどうかしています!

ただほんが勤めている施設は、住宅型有料老人ホームというもので、その利用者様の住居に僕らが訪問介護をしに行く形になっています。

職員数はだいたい8,9名ぐらいですが、その内の4名が辞めたのです!4名ですよ、4名中3名が夜勤もしていました。

それではシフトが回るはず有りません。はたから見ていても焦って当然の状態だと思いますが、8月入るまで上司や偉い人たちは焦っていなかったのです。

なんで焦っていなかったのか?

すぐに派遣でなんとかなると思っていたのですね。それが派遣がすぐに見つからず、来たのが未経験のミャンマー人の女性でした。

4人も一挙に辞めたので、そのミャンマー人の女性をちゃんと教えることも出来ず、上司はあろうことか一週間ぐらいでそのミャンマー人の女性を独り立ちさせ、シフトに組み込んだのです!

利用者様の名前もまだ半分ぐらいしか覚えていない、右も左もわからないミャンマーの女性は動けるわけなく、全然仕事になりません!

ミャンマーの女性も可哀想ですが、私達にそのフォローをする余裕はないので結局ほったらかしになってしまいました。

上司に「名前も覚えていないのに独り立ちして大丈夫なんですか?」ってただほんが聞きましたが、上司は「人がいないからしょうがない。私たち(上司たち)でできる限りフォローするので、これ以上何も言うな!」って言われました。

フォローなんて出来ていません。ほったらかしに近いです。

そして9月には派遣さんが来るそうですし、10月にはもうひとりミャンマーの人が入ってくるそうです。

いったい誰が仕事を教えるのでしょうか!教える職員がいないのに、新しい職員入れてもしょうがないです。

とにかく今の職場もOJTがほとんどありません。OJTとは「on the job training」で先輩職員が後輩に対し、業務に必要な知識やスキルを実践しながら伝承する、というやり方のことです。

たとえば、介護職で言えば「この利用者様はここを気をつけてね。」「こういうふうに利用者様を移乗します。」とか介護の気をつけるべきところや、介護技術などを分かりやすく伝えていくことをOJTと言います。

そのOJTがないのです。しょうがない部分は私たちは稼働をやりながら、OJTはなかなか出来ないのです。

正直、このまま自分がこの職場で働いていけるか自信がありません。辞めることも一つの手として考えています。

 職員の離職が止まらない理由

これは、ひとえに上司です。上司の手の打ち方が悪いです。今回のことで言うなら、職員が4人も辞めると言っているのに、焦っていなかったこと、これは職員を甘く見ていることだと思います。

すぐに代わりの職員が見つかると安易に考えてしまって、引き止めもせずに辞めさせてしまった。

つまり職員のことをコマのように思っているのです。すぐに代わりのコマが来るからどうでもいいと。

今いる職員を大事にしないことが一番の理由です。職員をコマのように考えていることが原因です。

経営的に考えても、新しい職員を入れて時間をかけて仕事を教えて、ユニフォームやそれぞれ必要なもの用意したりすると、お金がかかるのではないでしょうか。

まして、すぐに職員が来ないからと、派遣や紹介予定などを使うとそれだけ出費が出ていき、無駄になります。

それならば、今いる職員を大事にして辞めないようにするほうが、経営的に良いのではないでしょうか。

なぜそれに気づかないのでしょうか?

安易に新しい職員を入れ仕事も教えず独り立ちさせる、それじゃすぐにまた辞めますよ。今いる職員を大事にして、今できることを一つ一つやることのほうが大事です。

OJT、人が足りないとキツイですがちゃんとやりましょうよ!ちゃんとOJTしていないと結局のところ時間が倍かかってしまいます。

介護の離職がなくならない理由」についてのブログです。

 ただほんからの提言

 1,OJTはしっかりやる!

時間はかかりますが、適当にしてやらないのは結果的に倍の時間がかかります。OJTをしっかりやる職場は職員を大事にしている職場です。

そして仕事をしっかり覚えてくれると、今いる職員にとっても仕事が楽になる結果になりますから。

 2,職員をコマのように考えない!

職員はコマではありません!職員には心があります。嫌な職場だったら辞めることもすぐに考えますよ。

代えのきくコマではないのです。今いる職員を大事にしてください!

 3,すぐに派遣とか紹介予定とか使わない!

ダメな職場はすぐに派遣や紹介予定を使ってお金を無駄にしてしまいます。そのお金を今いる職員のボーナスに当ててください!

無駄に派遣とか紹介予定とか使っているのを見ると、本当に辞めたくなりますよ!

人件費削減は、まず派遣や紹介予定を使わないところから始めましょう!

 最後に

今回の職場で辞めたいと思ったのは、職員が4人辞めたことより、その後の上司たちの無責任な対応でした。

全然焦らず、8月に入ってからとても焦り始め、シフトはめちゃくちゃ、助言も聞かず、いい加減な対応を繰り返しています。

何よりも施設長はほとんど職場に顔を出さず、全然対応しませんでした。(対応していたのはサービス提供責任者でした。私たちからは上司にあたります。)施設長なのに施設に顔を出さないってどういうことだって思います!

いずれにしても、対応が悪すぎます。

こんな状態じゃ、末期だよ!

離職の波は止められませんぞ!ということで今回はちょっと愚痴です(*^^*)

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