介護職を初めたばかりの人に伝える これだけはやったほうが良いこと

介護系ブログ

ただほん
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こんにちは、ただほんです。

介護職を初めたばかりの方に伝えるこれだけはやった方が良い事」を今日はお話します。

 はじめに

介護職を初めたばかりの人は、いろいろ右も左も分からずに仕事が大変だって思っているかもしれませんね。

このただほんも介護職以外の仕事から転職してきましたが、介護職を始めてからかれこれ15年以上経ちますね。

その中でいろいろな介護士に会ってきましたし、初心者の介護士の方にもたくさん会ってきました。(また自分も初心者だったのでその気持はわかります。)

介護を初めたばかりの人は、何が良くて何が悪いのかも、何が危険で気をつけたほうが良いのかも分からないと思います。

ということで今回は、介護職を初めたばかりの人にこれだけはやったほうが良い事をお伝えしたいと思います。(「若い人に介護職を勧める理由!」についてのブログもどうぞ!)

もちろん介護職をずっとしている方にも基本に戻ることは大事なので、ぜひ読んでみてください!

 これだけはやった方が良いこと

一気にデキる人にはなれませんので、少しずつ経験を積んでいきましょう!

 1,声掛けの仕方〜相手の気持に立って考え声掛けをする。

聖書には「人からしてもらいたことは何でも、あなたがたも同じように人にしなさい。」とあります。

つまり、ほとんどの人は人に良くしてもらいたいと思っているので、それならば人にも良くしなければいけません。

声掛けで「そこにいて!」「勝手なことしないで!」「ちょっと待ってて!」などと命令口調で言う事があるかもしれません。

でもそれは、自分だったら嫌だと思う声掛けではないでしょうか?

「ちょっと待ってて!」って言われるよりも、「すみません、少し待ってもらってもいいですか?」って言われたほうが良くはないですか?

声掛けをするときに自分だったら嫌だと思う声掛けはしないほうが良いです。

相手の立場に立って考えましょう!

最近こんな事がありました。自立(自分で何でもできる)の利用者様の入浴支援のときに、その方がまだ髪の毛を乾かしているときに、先輩職員が初心者職員に仕事を教えるためにその利用者様の横を通りお風呂場に行きました。

普通だったら「〇〇さん、すみません。ちょっと□□さんに仕事を教えたいので横通りますね。」ってひとこと言っても良いのですが、何も言わず横を通って行ったそうです。

これに〇〇さんは怒って「あり得ない!礼儀がなってないですよ!」って言っていました。

確かに、ひとこと言ってからじゃないとダメですね。

相手がどう思うか、考えて声掛けをしていくとその方との人間関係が築き上げられて行き、いろいろやりやすくなります。

 2,他の職員に聞くこと

介護職はともすれば1人でやっていくことが多く、自己流になりやすいです。それだと必ず行き詰まってしまいます。

先輩職員や他の職員にいろいろ聞きましょう!

ただほんも今まで他の職員の方に介助の仕方や、夜間の過ごし方などいろいろ聞き、学ぶことが出来ました。

人から聞くことによって学ぶことは多いです。

人から聞かない人は、自己流で利用者様のことも考えない介護をしてくようになってしまいます。

聞く耳を持つようにしましょう。時には痛いこともあるかもしれませんが、それが後には自分のためになりますから。

 3,自己責任から守られる〜危険なことから自分を守るようにする。

介護の仕事には危険がたくさんあります。なにせ人を扱う仕事ですし、人の命を預かる仕事ですから。

初心者の介護職員は、何が危険で、何が自分にかかってくるか分からないと思います。

事故を起こし、訴えられ裁判になった、なんてニュースよく聞きます。ネットを見ると「そんなことで訴えられるなんてありえない!」とか介護職に好意的な意見も見ますが、訴えられたらその人に人生も少なからず影響を受けますし、家族にも迷惑がかかります。

事故を起こさないようにすること、訴えられないようにするためにはどうしたら良いのでしょうか?

①まず危険なことはしないことです。

よく見るのは、食事時に傾眠がちな利用者様に「〇〇さん、食べないとダメですよ!起きて食べてください!」って言いながら食事介助をする人です。

その利用者様は半分寝ていますから、口の中に食べ物を含んだまま傾眠していき、誤嚥してしまいます。

この場合、ただほんなら食事介助はしません。その利用者様が起きるまでは。

無理な食事介助をしていくと誤嚥したり、詰まらせたりして命に関わる事故に繋がります。

②分からないことは上司に聞き指示を仰ぎ、上司の指示で行ったことを記録に落とすようにする。

危ないことでも上司の指示で行っていて記録にも残せば、仮にもし事故が起こっても大丈夫です。(上司の方も事故になるような指示はしないほうが良いですね!)

誰の指示で行ったか明確にしましょう!

③ベテラン職員から危険なところを聞いておく。

初心者職員の方には分からないところでも、ベテラン職員の方にはその経験から危険な所が分かります。

それを聞いて、気をつけて介助をしていくことです。

やはり人から聞くということは大切ですよ。

 まとめ

相手の立場に立った声掛け、他の職員に聞くこと、危険なことから自分を守ること、この3つを初心者介護職員の方はやっていくなら、一気に介護技術や人間力が上がっていくことでしょう。

介助される利用者様も人間です。

時間をかけて人間関係を築いていかなければいけません。相手の立場に立っていくならそのことによってあなたの人間性も成長していくことでしょう!

介護職の離職が止まらない!」ってブログもどうぞ!

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