「特養での虐待、転職について」僕が2ヶ月で、働き始めた特養を辞める理由

介護系ブログ

tadano
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こんにちは、ただほんです。今回僕が2ヶ月で働き始めた特養を辞めた理由を書いていきます。

   はじめに

皆さんも転職する時に、すぐ辞めようと思って働き始めることはないでしょう。

僕も転職する時に、すぐ辞めようなんてこれっぽっちも思ったりしませんでした。

給料は安かったのですが、そこでリーダーとかもやれたらなんて向上心を持って入っていきました。けれどもです!2ヶ月で辞めることが決定してしまったのです。

え!そんなに短く辞めちゃうのって思いますよね。続けることはできないのって思いますよね。

僕もいろいろ考えたのですが、またいろいろな人に相談したのですが、その結果、皆から「早く辞めたほうがいいよ」と助言され、様子を見ながら上司などに話し、これは辞めた方がいいなという結論に達しました。

では、なぜ今回2ヶ月で辞めることになったのかを説明していきます。

けして、僕が仕事ができなかったからとか、問題を起こしてそこに居れなくなったとかいうことはありません。

仕事はできましたし、利用者様の受けも良かったです(自分判断ですが)。

ではなぜ?

   理由①意味のないOJT

OJTとは「On The Job Training」の略で、日本語にすると「職場内訓練」です。

まずはじめに、びっくりしたのがOJTが日勤2日ついたのですが、初日から2ユニットで自分を入れて3人勤務だったことです。

休憩回しをするのに、初日から一人でユニットを見守りして、トイレ介助して、とかでした。

入浴は機械の使い方だけ教わり、しょっぱなから一人で行いました。

とにかく人が足りなく、意味のない、人の異動などを繰り返し、シフトがぼろぼろな状況でした。

その結果、OJTは形だけで意味がなかったです。

教える人はユニットリーダーでしたが、介護福祉士を持っていない人で経験も浅く、結局はできるでしょう、ってやらせるだけでした。

教え方がわからないんです、ユニットリーダーなのに。ほぼOJTなしです(形は2日ぐらいはやりますが、OJT職員はすぐいなくなりほぼ一人でやってました。)

理由①はOJT意味なしでした。

   理由②有給消化中のバイト

前の職場の有給消化中にバイトしないかって、そこの介護課長から言われまして。

「日勤だけでもやっといたら、その後早番からできるから。」って言われまして、「有給消化中にバイトしても大丈夫なんですか?」と聞くと「大丈夫です!」と。

お金も欲しいし、バイトぐらいだったらと思いお願いしました。

約10日間の中から全部じゃなくお願いしたのに、当日行ってみたら、シフトにしっかり組み込まれていて、日勤だけじゃなく早番も入っているし、あれって感じで。

今思うと、人が足りなくて有給消化中の人でも使っちゃえみたいな感じでした。(他の人も同じように言われていました。)

ちゃんと説明しろよ!って思いました。

   理由③そこで行われていた虐待まがいの行為

これが一番の理由でした。(心理的虐待についてのブログも見てください!)

まず、利用者様の下の名前を呼び捨てにしていたり、あだ名で呼んでいたり(それを一部の人は親しみの一種だと言いますが、そんなことはないでしょう。)、

とにかく利用者様を下に見ている言動が多く、それをユニットリーダーが一番率先して行っていましたから救いようがありません。

また、「水分のみ終わらなければ寝かせないから!」なんて脅したり、「こっち見て笑わないで!失礼な!」なんて言ったり。とにかく言葉がひどい。

排便を失敗した利用者様に「立ったままうんこするな!汚い!」なんて大声でユニット中に響き渡り。

汚れた服をトイレで全部脱がして全裸な状態で放置するし、そこに「尊厳」なんてものは1ミリもありません。

トイレ支援か必要な利用者様にベッド上で自分でリハパン等を替えさせて、失敗すると「ベッドをトイレにするな!」と大声で言う始末。

「トイレに連れて行ったほうがよくないですか?」と聞いてみたが、意見は無視するし。

リーダーがそれじゃ、他の職員もあおりを受けて同じ様になっていきます。

   理由④施設長、介護課長の対応

これが退職理由のもう一つの理由ですね。

実は、何も言わないのもどうかと思い、施設長にアポを取り話すことにしました。辞める覚悟をもちながら話しました。

施設長、課長に、上記したこと全てを話し意見を聞きました。

課長「リーダーを呼び出して注意しますね。」

僕「僕から見たら虐待ですが、注意で終わりですか?通報レベルだと思うのですが。」

施設長「注意だけでなく、必ず厳正に対応します。私が求めているのは『介護の質』ですから、厳正に対応します。わたしたちは(そのリーダーでなく)あなたと一緒に働きたいと思っています。」

僕「辞める覚悟で話したので様子を見たいと思ってます。リーダーがそんなだから派遣職員(若い人)も真似しています。ちゃんと派遣職員(若い人)には注意したほうがいいですよ。」

施設長「こんないい人が入ってきて課長良かったですね。皆、辞める人は何も言わず辞めちゃうので言ってくれて助かります。」(言うだけ無駄でしたが…。)

僕「宜しくおねがいします」

課長、すぐに同じ階の他のリーダーのところへ行き、僕が話したことを伝えに行く。

えっ!って思いました。僕が話したことは内密に進めないとダメなのに。

10日たちましたが、目に見えて分かることは、そのリーダーは僕の前では呼び捨てを極力しないようにしていることでした。

新人職員の方は呼び捨てをしていて、あれって感じでした。

つまり、リーダーには「こういう話が出ているから気をつけて」と注意して、派遣職員(若い人)の方はほっといて、その人が率先してやっているという結論にしようとしていたのです。

すべての罪をその若い派遣職員に押し付けようとするなんて、ふざけんな!って思いました。

施設長に話を聞きに行くと「忙しいから課長と話して」と言われ、課長に電話すると「忙しいから主任でいいですか」と言われ、結局主任と話し、軽い注意で終わったことを知りました。

残念でしたが、結論が出て、辞める決心が付きました。いろいろずさんなのでこれから何か起こるかもしれませんし、関わりたくないので。

   まとめ

施設長と話した時、正直希望があると思ったのです。『介護の質』を掲げていたのでちゃんとしているなって思いましたし、「変わるかも」と期待しました。

結局、期待通りにはなりませんでしたが…。

人間分からないものですね。

ただ、これも人生ですし、人生すべてネタになりますから、面白いです。

今もそこの施設はヒドイ状態みたいです。カイゴチャンネルというところで今も書き込まれてますね。

上司があんなだから…。いつか事件が起きなければ良いのですが。

僕はもう次に行く気満々です。またブログに上げていきますね。

(今、僕は住宅型有料老人ホームで働いています。あんな虐待するような施設、辞めた良かったとつくづく思っています!)

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